改めてレイン操作を學ぶ(43鞍目)

昨日、

扶助の問題ももちろんあるが、根本の問題は、ティグレがまだまだ私を舐めているということなのだと。

と書いたが、これは間違いであった。

正しくは、

ティグレがまだまだ私を舐めているという問題もあるが、根本の問題は私の扶助の技術が悪いからである。

今の私はもはや乗馬初心者ではなく、入門者レベルに陥っていると思われる。

しかし、今更入門者とも名乗るのも悔しいので、初心者見習ということにしておこう。

それはそうと、やはり悪いのは自分だと分かったことで、ティグレがまた可愛く思えてきた。

昨日は、こん畜生と思っていたのだから、我ながら勝手なもんである。

初心者見習であるから、問題は数限りないとは思われるが、今日は、TK先生の実演付きで、レイン操作の指導を受けた。

現状、私は手と手の間にあるレインの長さが短すぎるようである。

短すぎるために、レイン操作を左右独立して行うことができず、それが、ティグレの前進気勢を削いだり、進ませたい方向の逆にレインを引っ張ったりしてしまっているようである。

両手の間にあるレインの長さがざっと1メートルほど取るように指導を受けた。この手を状況に応じて近づけて使ったり、左右独立して使ったりする訳である

写真にあるように、曲がる場合は、外方のレインを馬の首に触れさせる。

ここで、外方の拳は馬のタテガミを越えて内方へ持っていってはならない。

(これは何度も教わっているのだが、馬が思うように動かない場合、つい越えてしまう)

何故、越えてはならないかといえば、拳を越えるほど動かせば、結果としてレインを引っ張ってしまうことになるからである。

外方のレインを引っ張る訳だから、指示としては、内方ではなく外方へ行けということになってしまう。

内方のレインは、引くのでもなく、開くのでもなく、イメージとしては、馬を進ませたい方向へ誘導するといった感じである。

先生の実演の後、改めてティグレに乗り、教わった通りに指示を行うと、ティグレは右へ左へとすいすいと曲がってくれる。

不思議といえば不思議、当り前といえば当り前のことなんだろう。

騎乗の後は、また昼ご飯をご馳走になった。

今日は焼うどん。これも実に美味しかった。

来週は関西への出張があり、土曜はカナディアンキャンプ八ヶ岳でウエスタン4級試験である。

どうなることやら・・・・・。

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