乗馬の基礎(86鞍目)

昨日は三連休で一番暑かった。

ティグレも流石に元気が無さそうで、馬場でも躓くことが多かった。

私は私で、今日からまた4日間の出張であり、軽めの練習で終わった。

練習の後で、会員さんの一人から、バランスが良くなってきており、一段階レベルが上がっているとコメントを貰った。

確かに、ここ数回の騎乗で坐骨で乗るということが、少し感じられるようになってきた。

思い出してみれば、坐骨で座るといったことは、乗馬を始めた頃に言われる内容である。

その他、頭から鐙にかけて真っ直ぐにせよとか、踵を下げろとか、上半身の力を抜けとか、全てが乗馬の基礎として言われることである。

しかし、私も含めて、ほとんどの人がこの基礎が出来ないのではないだろうか?

かなりの上級者でも、出来ていない人は多いと思う。

そう考えると、基礎とはいうが、本当はとても難しい高度なことではないだろうか?基礎というよりも、乗馬の理想とする姿なのかもしれない。

乗馬では、一番最初に理想像を教えられ、それから先は何年も何十年もかけて、最初に教わったことを追求していくのかもしれない。

よく、「実は常歩が最も難しい」と言葉も同じような意味合いであろう。

一番最初に教わったことが、一番難しいのである。

出張から戻ったら、また理想を追求してみるかな。

(話は変わるが、昨日のアクセス数は約600もあって、最高記録となった。何が起こったんだろう・・・)

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