馬場が惡いと下手さが分かる(145鞍目)

昨日同様、天気も悪く、馬場も重状態であった。

僕も昼から出かける用事があったし、大会前の会員さん達の邪魔にならないように、朝早く出かけて騎乗した。

今日も、乗ったのはだいちゃんである。

ティグレは、僕のブログを見てエルドラドへやってきて入会したIさんが騎乗して大会に出るので、しばらく乗らないことにしている。

昨日もそうであったが、馬場が重状態だと、接着剤の上を走っているようで、推進力に欠けてしまう。

勢いが無いから、得意な右手前だと問題はないが、不得意な左手前だと、駈歩が継続しない。

2,3歩で止まってしまったり、四分の一周で止まったりを繰り返したが、最後の最後で1周できたので、左手前はそこまでで良しとすることにした。

上手い会員さんは、今日のような馬場の状態でも馬を勢いよく駆けさせることができる。

厳しい条件の時こそ、巧拙の違いがはっきりするということである。

こういった悪条件で上手く乗れない理由は多々あるが、特に思うのは、僕はまだまだ騎座が安定していないということである。

僕自身がだいちゃんの走りを邪魔している。

TK先生からは、馬の重心を感じられるようになれ!と言われている。

馬の重心を感じとるためには、自分自身の重心が分かり、それが安定しないと無理だろう。

もう一つの大きな課題は、自分自身の進行方向と馬の姿勢の一致である。

これがズレていると、何ともいえない違和感がある。

「馬を手の内に入れる」という言い方になると思うが、これが出来るようになって初めて馬をリードしているということになると思う。

これは、考えてみれば、前後左右の重心の移動ということだろう。

この前後左右の重心の移動に、さらに上下の重心の移動がある。

これらの重心の移動に対応しながら、次には対応だけではなくコントロールできるようになれば、きっと人馬一体になるのだろう。

ま、これは先の先の先の話で、とりあえずは自分自身の重心を意識しながら、今はひたすら馬に乗るだけである。

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