馬上体操(80鞍目)

列島は歴史的な豪雨であるが、ここ千葉大網は、申し訳なくも有難いことに、朝から晴天であった。

天気の所為もあるだろうが、今日は、私以外の会員さんは一人も来なかった。馬場は昨日の雨で、小麦粉を練ったパン生地のようになっていて、馬を歩かせるとペタペタと音がする。

馬場のこともあり、今日はいつもとはかなり違う練習をしてみた。

一つは、馬上体操である。

年を取っているし、身体も固いし、前から体操は必要だと考えていた。

常歩で歩かせながら、まずは鐙を外した。

鐙を外して乗るのは始めてである。

外してみると、今まで下半身でいかにバランスを取っていたかが、良く分かった。

鐙を外して乗るのは、それだけでも良い練習になるのではないだろうか。

この後は、適当に腕を回したり、身体をひねったりをしてみた。

次に、脚を横に広げる運動、前後に動かす運動、自転車漕ぎの運動をした。

前後に動かす運動と自転車漕ぎは、馬の前肢の動きに合わせてやったみた。

本当は速歩でも同じことをしたかったが、馬場も不良だし、あまりあせってやることもないと考え、常歩での馬上体操を終えた。

速歩に移ってからは、やはり身体、特に下半身を柔軟にするために、軽速歩で座る時に、腰をずらす練習をしてみた。

つまり、立つ→鞍の右に座る→立つ→鞍の真ん中に座る→立つ→鞍の左に座る、の繰り返しである。

最期に、やはり軽速歩で、立つ→3回座る→立つ→5回座る、といった練習をした。これは多分、正反撞での乗り方の改善につながると思っている。

全体で30分ほど乗って終わったが、何となく騎乗がスムーズになった気がする。

もう少ししたら、速歩でも体操が出来るようになりたいものである。

(仕事が終わり身体を洗って後、寛ぐティグレ。今日もよく言うことを聞いてくれた)

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