軽速歩は本当に立つのか?(13鞍目)

軽速歩(posting trot)が少しでも上手くなりたいと、youtubeにアップされている動画を観まくった。

観た感想としては、上手い人は立っているようには見えないということである。

立っているというより、腰が前に少しだけ浮いているように、見える。

しかし、レッスンでは、まず馬が止まったままの状態で、その場で立つ練習をさせられる。

その後は、常歩で立つ練習である。3秒くらい立っていろと言われる。

人間にとって、座っている状態から立つということは、膝が伸びることである。

しかし、上手い人の動画を観ると、膝の角度は一定で、腰だけが浮いている。

この、立つということと、腰だけを浮かせるということが、どうも私の中では結びつかない。

実際、軽速歩の練習に移ると、あまり立つことを意識せずに、腰だけを斜め前に突き出すようにしなさいと、指導される・・・・。

ま、最終的には慣れるしかないのであろう。

ということで、今日は、初めての乗馬クラブにやってきた。ちばシティ乗馬クラブというところの体験乗馬教室である。

この、ちばシティ乗馬クラブに来たのは、馬に出来るだけ多く乗りたいということと、ホームページにあった、3か月会員という制度に魅力を感じたからである。

基本的にはウエスタン乗馬をやろうと思ってはいるが、基礎の部分でブリティッシュ乗馬をやるのも良いのではないかと、最近、考え出したのである。

若い女性の先生から、

「経験はありますか?」

と聞かれたので、10回程度乗ったことがあると伝えると、

「じゃ、一人で軽速歩くらいまでは出来ますね?」

「いえ、軽速歩が全くできません」

「それじゃ、今日は軽速歩をやってみましょう」

ということになった。

ここでは、ヘルメットとチャップスという足首から膝までを覆う用具を貸して貰える。プロテクターはなかった。

馬場に出て、調馬策を付けたままで軽速歩の練習を行う。

先生からの指導内容は、今、5級取得コースでお世話になっているオリンピッククラブと同じである。

この軽速歩に関する入門者への指導方法は、ほぼ確立されているのであろう。

馬場で何度も練習し、先生からは「出来てますよ」とは言われたが、

これは、調馬策を付けての練習であり、速歩の継続にそれほど意識を払う必要がなかったからではないかと、思える。

何よりも気になったのは、youtubeで見た軽速歩のイメージと、実際に私がやっている軽速歩の動きが違うということである。

私の軽速歩は、どうも動きが大きすぎるような気がして仕方がない。

これは、上達へ至る過程であり、もっと練習を積めば変わってくるものだろうか?

それとも、何か根本的な間違いをしているのだろうか?

レッスンが終わった後は、パンフレットを渡されて、

「平日会員制度はなくなりました。続けるのであれば正会員になるか、3か月会員になるかです」

との説明があった。

立ち話での本当に短い説明で、勧誘めいたものは全くなかった。どこもそうだが、乗馬クラブは見事なくらい商売っ気がない^^ 

ちばシティ乗馬クラブの雰囲気は、非常にアットホームな感じであった。施設もこじんまりとしており、会員の皆さんは笑顔で挨拶をしてくれた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA