ブリティッシュ3級経路練習-その①(128鞍目)

ウエスタン乗馬をやっている身ではあるが、勉強の一環としてブリティッシュの3級を目指してみることにした。

昨日訪れたブリティッシュのクラブにビジターとして10回程度騎乗して、そもそも試験を受けられるレベルに到達できるのか、到達できたとして合格できるのか、物は試しでやってみよう、決意した。

今日から始めたいことを昨日連絡すると、3級の経路を覚えてくるように言われた。

ウエスタン3級の経路は単純だが、ブリティッシュは複雑である。

とりあえず、一生懸命覚えた。

朝、クラブへやってくると、馬場に馬達が放たれていた。

ここのクラブはポニースクールもやっているらしく、ポニーが多い。

「今日はどんな練習をやるのだろう?」と考えながら、開始時間を待つ。

僕のブリティッシュの課題は

1、軽速歩

2、駈歩の発進

の二つであるが、折角、経路図を覚えてきたので、速歩(正反撞)で経路を踏む練習をしたいと、思っていた。

そして、経路を完全に覚えた後で、正反撞と駈歩で経路を踏み、最後の最後に軽速歩を入れて完成!というのが、僕のおおよその構想である。

実際の練習では、まず駈歩発進を行った。

馬は昨日乗った馬とは違い、なかなか発進できない。ただ、前進気勢を高めて発進ということが、少しだけ理解できた気がした。

この後は、ほぼ僕の思っていた通りの練習であったが、誤算は、3級経路の駈歩部分を全て軽速歩でやらされたということである;;

これは、「軽速歩に慣れましょう!」ということで、極めて正しい指示だとは思うが、慣れない軽速歩で経路を踏むのは、肉体的も大変で、経路を忘れてしまうこともあった。

この経路を踏む練習で、ウエスタンにおいても役に立つと感じたのは、視線と先を読んだ馬への指示である。

40メートル×20メートルの小さな馬場で、様々な行動を馬に要求する訳だから、指示が遅れると間に合わなくなる。

次に向かう先を視線に捉えて、先を読んで指示をしなければならない。

このことは、実は日々言われていることである。

ただ、いつものクラブの広い馬場で馬を動かしている内に、ついなおざりになっていた。改めて反省である。

何はともあれ、充実した練習ではあったが、相当疲れた。少なくとも、肉体的にはウエスタンの方が、今の僕のレベルでは楽である。

しかし、始めた以上、頑張ってみよう!

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