急遽、埼玉に行く用事ができた。
用事の合間に、始めての外乗をやってみた。
訪れたのは、
関越道の東松山で降りて20分程度の場所にある。
ただ、場所は極めて分かりづらく、ホームページにも詳しい説明が載っている。しかし、それでも迷ってしまい、迎えに来て貰った。



スタッフの方々は自然体で感じがよかった。
そもそも、僕の急な予約にも快く応じて頂き、感謝している。
ここには1時間コースと2時間コースがあり、料金は7500円と1万円である。2時間コースが圧倒的にお得だが、時間がないので今日はⅠ時間コースをお願いした。
今日は最高の外乗日和だった。
里山の風景はのどかで、新緑が目に染みた。ゴルフ場のそばを通るのだが、グリーンの緑も綺麗だった。
また、速歩でのスラロームをいうものを始めてやった。
山の細い道を上ったり下ったり曲がったりと、緊張感もあって面白かった。
ただ、今回の外乗で最も印象に残ったのは、ブリティッシュの鞍の厳しさである。
乗馬を始めてすぐの5ヶ月前にブリティッシュの鞍には乗っている。
しかし、その時は円馬場で常歩と軽速歩を少しやっただけであった。
今回、速歩で山道を走ると、その揺れとバランスの悪さに驚いてしまった。
正反撞がこんなに大変なものだとは、今まで思わなかった。
ただ、駈歩になると、正反撞がキツい分、物凄く楽に感じる。
ウエスタンの鞍は、カウボーイが長時間作業をしても疲れないように作ってあると聞いていたが、本当だと確信した。
ブリティッシュの鞍は、ひょっとしたら馬の操作という面では優れているのかもしれないが、とにかく疲れる。
また、これは乗り方の問題かもしれないが、膝の内側が擦り剝けてしまった。
これに乗って一日に何鞍も練習したり、何時間も外乗したりするとは・・・・、ブリティッシュのライダーさん達は凄いものである。
今回は1時間コースだから良かったが、もし2時間コースにしていたら、下馬した時に立てなかったかもしれない。
後で知ったのだが、ウエスタンの鞍も一つだけ置いてあるらしく、頼めば使えるとのことである。
次回來る時には、ウエスタンの鞍で、今日と同じ馬で、速歩の反撞の違いを確かめてみたい。
と、まぁ初外乗の感想を色々と書いてきたが、全体的にはとても満足できるものであった。今後、折をみて色々な場所の外乗にも挑戦してみよう。